私は幼い頃から子どもが好きで、子どもに携わる仕事に就きたいと考えており、児童養護施設への就職を決めました。
児童養護施設では、一人一人様々な背景や悩みを持った子どもが生活をしています。
共に生活をする中で、一人一人に寄り添い、子どもと共に大人も成長出来ることに、とてもやりがいを感じています。この仕事をするにあたって大切だと思うことは、子どもが何か問題を起こした時に、ただ注意をするのではなく「何故そのような行動をとってしまったのか？」しっかり気持ちを聞いてあげることです。
気持ちを聞いてあげることで、子どもは私たち職員を信頼して心を開いてくれます。
仕事するうえで、職員のチームワークは不可欠です。
子どもにとって最善の利益について、全職員が同じ意識、同じ考えを持つことがとても大切だと思います。
先輩職員は、皆が気持ちよく仕事が出来るよう、後輩職員の育成やメンタルケアをしっかり行っています。
また、「誰かがするだろう」と、人任せにするのではなく、自ら率先して動くということも大切です。子どもは、職員が思っている以上に大人(職員)の姿をよく見ています。大人が出来ていないことを、子どもは言われたくありません。
職員として、普段の発言、行動には責任を持ち、丁寧に子どもと関わっていくことも大切だと考えています。
子どもたちの未来のために、私たちと一緒に働いてみませんか。

子どものころ、保育士をしている母が担当のクラスの子どもの仕草や成長について楽しそうに話している姿を見て、自分も子どもの一番近くで母のように子どもに愛情を持って関わりたい、そういった仕事に就きたいと思い、児童養護施設に勤務することに決めました。
施設の子どもたちは、なかなか心を開くことが難しい子どもが多いですが、諦めずに何度も声をかけ続けると、子どもの方から声をかけてくれるようになり、笑顔を向けてくれることが増えてきます。
自分の関りが正しいかどうか不安もたくさんありますが、先輩に相談しながら子どもに接していくなかで、子どもが良い方向に変化した時、自分の関りが間違っていなかった、良かったと思うことができます。
この仕事の大変なところは、心を開いてくれたあとに、子どもが不満や自身の感情をぶつけてくることです。
子ども一人一人、それぞれの想いや求めているものも異なります。
その中で個々にあった関り方を探りながら対応しています。
そこを乗り越えると、子どもからの欲求が次第に大きくなり、他の子どもと関わる際に嫉妬心が表に出てくることもあります。
子どもが満足できるまでの関りというのは、とても難しいですが、少しでも「自分は愛されている、気にかけてもらえている」と思えるよう、養育者として余裕を持って、子ども一人一人とバランスよくかかわることを意識しています。
まだまだ、学ぶことが多い毎日ですが、子どもが日々成長していく姿にやりがいを感じています。